野球が好きな人間にとって、あこがれの選手と直接触れ合えることは、何にも増して嬉しいことですよね! 特に、サインをしてもらうことは、それこそ、いくつになってもドキドキするもの・・・。ここでは、そんなサインの数々を、ドキドキ、ワクワクの瞬間といっしょにお届けしたいと思います。
各展示を御紹介する前に・・・
サインについて思うこと
サインを入れてもらうことは、とても嬉しいことです。サインに並んでいる人たちを見ていると、サイン帳・帽子・カード・グローブ・バットなどだけでなく、実に様々なものにサインをしてもらっていることがわかります。選手がそれぞれの差し出すものに1つ1つサインを入れている様子を見ていると、本当に頭の下がる思いがします。その1つ1つが、計り知れない「宝物」になるって、とてもよくわかりますよね。
でも、そんな宝物だからこそ、大切にしなければならないはずです。悲しいことに、オークションや一部のショップでは、こうした「サイン入りグッズ」が相当の値を付けて売りに出され、そして、そこには常に「真贋問題」がついて回ります。これは、とても残念なことです。そのサインが「本物」であるかどうかは、ドキドキしながらそのサインを入れてもらった本人にしかわからないのですから・・・。
今まで、多くの選手にサインをしてもらいまして、「カードは困るんだ。他の物なら何でもいいよ」と言われたことが、何度かありました。これは、明らかにその選手が、直筆サインカードを「商品」として扱われるのを嫌ったことに他なりません。一部の不心得者の心ない行動が、選手のファンに対する思いに暗い影を落とすのだとしたら、本当に腹立たしいことです。
感動は、お金では買えないはずです。サインが欲しければ、自分でもらいに行けばいい! 遠くに住んでいたって、いいじゃないですか! 自らの足で出向き、自らの体で並び、自らの頭を下げてお願いし、そして自らの手で差し出し、受け取るからこそ、宝物なんだと思います。高いお金を払って買った、本物だか偽物だかわからないスター選手のサインよりも、身近なチームで、今、汗を流しながら練習している選手に直接入れてもらったサインの方が、よっぽどありがたく、そして大切なものになるはずです。ウソだと思ったら、ぜひ、あなたもサインをしてもらって下さい。きっとその時に、この感動がお金では買えないことがわかるはずですから・・・。
当館では、サイングッズの交換・金銭トレードは一切行いません
最終更新日 平成15年10月21日
その1 ゴールデン・スピリット賞の「理由(わけ)」 片岡 篤史内野手(日本ハムファイターズ)
その2 ケロ、喜びに目覚める 関根 裕之投手(日本ハムファイターズ)
その3 湿布薬の袋に見た、男・福浦のド根性 福浦 和也内野手(千葉ロッテマリーンズ)
その4 時を越えて接した笑顔 荘 勝雄投手コーチ(千葉ロッテマリーンズ)
その5 やっと見つけた「パパの西武球場」 辻 発彦守備・走塁コーチ(ヤクルトスワローズ)
その6 明日へ噴け! 三本目のバズーカよ! コーリー・ポール外野手(西武ライオンズ)
その7 12年目の「ドキドキ」 井上 祐二投手コーチ(千葉ロッテマリーンズ)
その8 心を込める・・・ということ 田口 昌徳捕手(日本ハムファイターズ)
その9 月の光ありてこそ 高橋 憲幸投手(日本ハムファイターズ)
その10 満ち足りた負け試合 池田 親興投手(元阪神タイガース)
その11 闘魂継承 山本 功児監督(千葉ロッテマリーンズ)
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