1ねん1くみ
ザリガニって、エビ? カニ?
ぼくたちは、いつも「ザリガニ」ってよんでるけれど、ザリガニのカッコって、ホントにエビみたいだよね! ザリガニって、エビなんだろうか? それとも、カニなんだろうか? ちょっとしらべてみたぞ!
ザリガニは、エビのなかまだよ!
ザリ「ガニ」っていうくらいだから、ザリガニはカニのなかまだ・・・って思っている人、多いみたいだね。でも、ザリガニのすがたをよぉ〜く見てみると、やっぱりエビの方が、よくにている。実はこれ、夏になると佐倉ザリガニ研究所に送られてくるしつもんメールの中で、一番多いしつもんなんだ。
正解は、「エビ」! ザリガニは、エビのなかまなんだよ。エビのなかまとカニのなかまのちがいは、いろいろあるんだけど、一番大きなちがいは「尾っぽ」だね。この尾っぽは、ふつうの動物で言うと「しっぽ」ではなく「おなか」にあたるんだけど、エビのなかまの多くが、後ろにのびているの対して、カニのなかまは、ほとんどがお腹の内がわにしまいこまれているんだ。右の写真を見てみよう。これは、カニをおなかの方からうつした写真なんだけど、ここに、内がわへとしまいこまれた「尾っぽ」があるの、わかるかな? ここが、みんながエビフライなんかで食べる「尾っぽ」のなごりなんだ。
「みなさん!カニの絵を書いてみましょう!」って言われると、ほとんどみんなが、エビみたいに尾っぽを書くことをせず、四角っぽく書くよね。それが、カニの体の形のとくちょうなんだよ。名前はザリ「ガニ」でも、りっぱなエビのなかまだっていうこと、わかったかな?