角(ツノ)流木
佐倉ザリガニ研究所の独断と偏見による この流木の評価 |
シェルター
として
|
食用として
機能する?
|
水槽景観上
としては?
|
流通頻度は
どう?
|
ザリ飼育用として
の総合評価は?
|
|
|
|
|
|
凹凸と個体の大きさが マッチするかどうか次第
|
突起部の大きさと形、 そして数が重要
|
あまりに人工的な形状 だと厳しい
|
数は少ないが、人気のない 形で、売れ残り多し
|
流木を齧る個体であれば 最高の形状といえる
|
この名前は、流木全体の形状を指すものではなく、その流木にある突起部(右の写真にある矢印の要な形状の部分)が多い流木を指す呼び方です。ですから、実際に流木を探す時には「模様の緩いツノ流木」とか、「ツノの板流木」みたいな感じで探すことが多いようです。
ザリガニが流木を齧る場合、よほどの大きさの個体でなければ、流木の平面を齧りとることはできません。流木を「餌」にする・・・というと、熱帯魚の世界ではプレコ類を思い浮かべる方も多いと思いますが、ザリガニとプレコでは、この部分が一番大きく違うわけです。ですから、プレコマニアにとっては「不合格」とされるような、こうした形状の流木も、ザリ・キーパーの立場からすれば、最も適した形状であるといえましょう。特に、さほど大きくないツノが多数ついている流木の場合、プレコ用としてもレイアウト用としても使われないことが多いため、意外と売れ残りストックの中から見つかることも多いようです。流木をかじるかどうかは個体差も大きいため、適当なツノ流木が見つかったからと言って、すべての個体が反応してくるとは限りませんが、常に流木を齧りたがる個体であれば、原材料の点で異ならない限り、非常に良好な反応を示してくれるはずです。
その他、レイアウト的な要素やシェルターとしての要素については、全体の形状によって大きく左右されますので、あくまで食用に徹するか、レイアウトやシェルターの意味合いも兼ねさせるかによって、全体の形状を考えながら選ぶ必要があるでしょう。
なお、個体にもよりますが、投入後、一定の期間が過ぎてしまいますと、ツノの部分はほとんどなくなってしまいますので、長く使用するのであれば、そういう状況まで見越して、模様などの点も考慮しながら選ぶことが大切です。
もどる