当館収蔵品の貸出で
昭和レトロ企画展・イベント展示などに協力しています!
ネット上で楽しんでいただくのみならず、少しでも広く、そして多くの方に“あのころの思い出”を楽しんでいただこうと、当館では、収蔵品の貸出などを通じ、各地で行なわれている昭和レトロ企画展などに協力してきております。実際に当時の帽子やバッジ、駄菓子屋グッズなどをご覧いただき、子どものころの楽しかった思い出に想いを馳せていただければ、本当に嬉しいですもんね。もし、ご興味がございましたら、下記の内容をご覧いただきました上で、どうぞお気軽にご相談下さい。
貸出用セットは2種類、用意してあります
貴重なものや未整理のものもございますので、現在、当館の収蔵品のすべてを一括して貸し出すことはできませんが、当館では、ご予定されている展示の規模やその内容などに応じ、大きく2パターンの貸出体制を整えております。1つは、野球帽のみのセットで、主に昭和40年代〜50年代ころのものの中から、現在では消滅してしまった球団の帽子など中心に、6〜7個の帽子をお貸し出しするものです。これで、上の写真にございますような展示は可能となります。
もう1つは、トータルで”あのころ”を懐かしむことのできるセットで、昭和40年代から平成の始めごろ(1960年代、1970年代・80年代・90年代)というパターンで分けながら、その時その時の帽子に加えて帽子用ワッペン、バッジ、さらには当時のプロ野球カードや駄菓子屋グッズ、応援旗など、当時の子どもたちがワクワクしながら競い合って集め、自慢し合っていたものを、そのころの思い出と交える形で揃えたものです。当時のポスターや懐かしいデザインのユニフォーム、果てはお小遣いを握りしめて出掛けた駄菓子屋の店先で売られていたクジやカードなども含まれておりますので、ご覧いただく方にも、帽子だけではなく、一気に「古きよき少年時代にタイムスリップ」していただけるように品物を選んであります。このセットには、当時のユニフォームやポスターなどを加えてございますので、帽子以外にも立体的な展示が可能となっており、ある程度大きな展示コーナーを作ることができます。
貸出の条件・費用について
少しでも多くの方に、少しでも広くご覧いただきたいとは思っておりますが、散逸や紛失などを避けるため、現在、原則として個人の方への貸出は行なっておりません。もちろん、マスコミ関係へのご協力も惜しみませんが、特にテレビの制作会社の方に多く見受けられる「明後日の収録で使うことになったので、とにかくこれとこれを、品物だけ今すぐこの宛先へ送ってくれ」的な乱暴なご依頼には一切応じておりません。過去、この形で貸出をした結果、帽子が汚損して返却されたり「撮影収録時に行方不明になったので、探してすぐに送り返す」という連絡があったまま音信不通になってしまったという残念なケースが何度もありましたので、悪しからずご了承下さい。
貸出の費用につきましてはご相談に応じますので、どうぞお気軽にお尋ね下さい。なお、当館は、この貸出によって商売をしているワケではございませんので、公益性の高い団体や企画であると判断させていただきました場合には、費用をいただかなくても貸出を行なうケースもたくさんございました。この点に関しましても、ご遠慮なくお気軽にご相談下さい。裏を返せば「カネを払ってやるんだから、こっちの言う通りに貸せばいいんだ」的なご依頼には100%お応えしません。
貸出品の受け渡しなどについて
貸出品につきましては、できる限り直接の受け渡しをお願いしております。企画展などの開催場所が遠方の場合は仕方ありませんが、できる限り直接取りに来ていただき、展示が終わりましたら持って来て下さる形にしていただいております。なお、開催場所が千葉・茨城など近隣地の場合は、ご相談の上で直接お持ちすることも可能です。
なお、発送などの形で展示品の受け渡しを行なう場合、その送料につきましては、貸出費用の有無にかかわらずご負担いただく形となりますので、どうぞご了承下さい。
その他、ご不明な点がございましたなら、何なりとメールにてお尋ね下さいね。
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