福岡ダイエー ホークス
濃緑ＮＨ帽子・緑天ボタン型
使用期間 昭和40年〜昭和46年、昭和61年〜昭和63年
展示No. H04
久保田運動具店製 選手仕様帽子
南海ホークス最後のユニホームは、まさにホークスの「集大成」と呼ぶにふさわしい落ち着いたグリーンでした。めったに感情を表に出さない門田が、大阪球場最後の日、落ちる涙を拭おうともせず、大観衆の拍手の中をグランドから去っていったあのシーン。数多くの名選手、そして名試合を残してきた南海ホークスの最後の宝は、誰がどう言おうと、門田であったように思います。そして南海最後の試合となった10月20日、川崎球場のレフトスタンドから眺めた夕暮れ・・・。私の脳裏から一生消えることはない「紅色」だと思います。時代が変わっても、なお褪せることのない「栄光のグリーン」は、未だに多くのファンの脳裏で輝き続けていることでしょう。
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