カープ帽子陳列ブース
鮮やかな赤色を身にまとったこの球団、「田舎球団」「ヘボ球場」と揶揄されても、地元のファンの熱意は微塵も揺らぎません。私が初めて広島の駅に降り立った時、街を歩く子どもたちが、まるで約束でもしたかのように赤い帽子をかぶっていたことは、今でも忘れられない強烈な思い出です。「マツダ」でも「東洋工業」でもなく、カープは「広島」・・・。巨人も阪神もなく、セ・リーグもパ・リーグなく、野球といえば「カープ」・・・。そんな熱い広島人にガッチリと支えられ、赤ヘルの戦士たちは今日も戦い抜いて行くのです。
そんなカープだから、帽子はやっぱり「赤」! 球団の歴史から見れば、それ以外の色の時代も相当長いのですが、それでも「広島といえば赤」ですし、「赤といえば広島」なのです。
最終更新日 平成12年3月15日
展示されている帽子
その1 青C帽子(昭和50年〜昭和63年)
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