オリックス ブルーウェーブ
3色Bロゴ帽子



使用期間 昭和59年〜昭和63年

展示No. BW04
鈴木商店製 球団承認タグ付き市販帽子

 阪急ブレーブス最後のデザインとなった帽子です。昭和63年、プロ野球界では、南海ホークスと阪急ブレーブスがそれぞれ身売りし、話題となりましたが、早い時期から身売りが発表され、反対の署名運動まで起こった南海に比べると、阪急のそれは、あまりにも「突然」のものでした。昭和63年10月15日、大阪球場での南海最終試合でのセレモニーで、南海の名将、鶴岡がスピーチをした際、「来年もダイエーホークスは、阪急や近鉄との闘いを・・・」と言っていたことでも、いかに阪急の身売りが急であったかが理解できましょう。
 山田が大黒柱として最後のサブマリンを披露し、福本が最後の疾走を続け、円熟味を増したブーマーが打つ・・・。簑田の好返球に思わず溜め息が出た、そんなころの帽子です。



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