Performa5410のメモリ増設(2)




それでは、メモリを搭載したロジックボードを戻して行きましょう。普通のケースですと、「あとは逆の手順で戻して行きましょう」という形で終わっちゃうのですが、何せ我々は初心者! 「過ちは、易きところにて必ず起こるもの」という格言通り、最後まで気をつけて行かねばなりません。ここでは、ロジックを挿し込む部分をよく確認しておきましょう。赤い矢印の通り、本体には、内部のコネクタに接続させるためのガイドレールがついていますので、これにきちんと合わせてロジックボードを入れてやる必要があります。これを間違うと、最悪の場合、ロジックボード側や本体側のコネクタを破損してしまう危険性があります。そうなったら、それこそ「超上級者」でないと直せなくなってしまいますし、下手すりゃロジックボード自体がおシャカになってしまう場合も考えられます。要注意!




ロジックボードをガイドレールの位置に合わせたら、ゆっくりと、そしてまっすぐに入れて行きましょう。聞き覚えのある「チャリッ」という小さい音がすれば、とりあえずはロジックボードがコネクタに挿さったことになります。




ただ、挿さったからといって安心はできません。しっかりと接続させておかないと、あとで様々なトラブルの元になります。そこで、奥まで入れた後、上からこのように軽く押してやりましょう(あくまでも軽く・・・です)。こうすることで、コネクタ同士を、しっかりと接続させることができます。




きちんと入れた後、もう一つ忘れてはならないのが、取っ手を元の位置に収納しておくこと! これくらいの段階になってしまうと、もうすっかり嬉しくなってしまって、こういうことを忘れがちですが、取っ手をブラブラさせたまま背面ポートを取り付けようとすると、最悪、取っ手を壊してしまう場合があります。取っ手は、元の位置に引っ掛けておくようにします。




取っ手を戻したら、今度は背面ポートを取り付けますが、取り外した時とは逆に、上の部分を引っ掛けてから取り付けるようにします。




背面ポートを、本体下部の留め具にキッチリと留めてやります。ここで上手く留まらない場合、背面ポートの取り付け位置がズレている場合がほとんどなので、もう一度上の部分をきちんと確認して、やり直します。また、ロジックボードがきちんと入っていなかったり、取っ手がきちんと戻っていないことも考えられます。念のためにチェックして下さい。なお、この留め具はプラスチック製ですので、無理に留めようとすると、破損してしまうことがあります。充分に気をつけましょう。きちんとセットできたら、背面ポートのネジ止めも忘れずに!




ケーブル類を接続し直したら、いよいよ実際に立ち上げてみます。ベテラン・ジャンカーから見ればアホみたいな改造(「改造」とすら言わないかも知れませんね・・・苦笑)でも、初心者ジャンカーにはドキドキの瞬間・・・です。




サッドマックが出なければ、まずはひと安心といったところですね! システムが完全に立ち上がったら、さっそく「システム・プロフィール」で、状況を確認しましょう。






やったぁ〜! 大成功!