望ましい電源コンセントの位置

 一般電源用の電源コンセントは、通常、そのような部屋でも床から10数cm程度のところに設けられています。これは、あらゆる家庭電化製品への電源供給に対応するためで、特殊用途のコンセント以外は、家を建てる前に、よほどのリクエストをしない限り、高いところに設けることはありません。

 しかし、本編でも触れましたように、もしご家族のご理解を得られて、室内に新たなコンセントを設置できる状態であるならば、設置場所は床面ギリギリではなく、できるだけ高い位置に設置する方が理想的です。
 右の写真をご覧下さい。コンセントは、天井に設置されています。これが、いわゆる「エアコン電源用」の設置パターンですね。
 ただ、この方法ですと、コンセントから下に向かって伸びるコードが丸見えになってしまいますし、さらにこのコンセントからタコ足配線などになってしまうと、室内の美観という点では大いに問題アリ・・・ということになります。せっかく許してもらえたご家族からも、再び反対の声が出てくるかも知れませんので、注意が必要です。
 コンセントのチェックや漏電防止という点では、一番安全性の高い方法でもあるともいえますが、室内の美観とご家族の理解とを上手に調整した上で考えるべきポイントであるともいえます。ちなみに、見た目度外視、実用本意の養殖場などでは、基本的に電源は「吊るし」が基本です。漏電防止という観点から、メインの電源は部屋の少し離れたところから取り、天井部を這わせてから吊るす・・・という方法もなくはありません。いずれにしても、電源は、あくまで安全面への配慮を忘れないようにしましょう。