ヤクルト スワローズ
紺Ysロゴ帽子



使用期間 平成7年〜平成10年

展示No. S03
メーカー不詳 球団承認タグつき市販帽子

 セ・リーグ各球団の監督を恐怖の底へと突き落とした、いわゆる「野村IDヤクルト」時代のものです。当時監督を務めていた野村克也氏は、球界でも屈指の「デザインチェンジ大好き派」でありまして、南海時代から、順位が振るわなかったり、流れが変わったりと、ちょっとした契機があれば、まるで服を着替えるかのようにユニフォームのデザインを変えてきました(研究している人間泣かせの筆頭とでもいう人ですね・・・苦笑)。この時、帽子の方は基本的デザインまで変わらずに済んだのですが、ロゴが大胆に「変身」し、周囲を驚かせました。まだ「アトムズ」を名乗っていた時代に一時期使われていたデザインを流用している点では評価できますが、ヤクルトスワローズを名乗り始めて以来の象徴であり、長年親しまれたysマークが、実にアッサリと切り捨てられたことには、不満を漏らすファンも多かったようです。監督交代によってユニフォーム・デザインも再度変わり、あっさりと消えたこのデザイン・・・。意外と短命でありました。


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