プロ野球マスターズリーグ
札幌アンビシャス



使用期間 平成13年〜

展示No. ML1
ヤマモト製 事務局承認タグ付き帽子

 マスターズリーグ開設当初は、未だファイターズが移転しておらず、いわば「本拠地球団」のなかったこのチームですが、言い換えれば、どこよりも先に「札幌」をフランチャイズ化した栄光のチームである・・・ということになるわけです。
 本拠地球団を持たず、かといって北海道出身の選手も、決して多いわけではありませんので、どちらかといえば「寄せ集め集団」的な印象も完全には拭いきれないものがありましたが、だからこそ、どのチームよりも「全力」でプレーできたのかも知れません。真剣勝負を標榜するマスターズリーグの中で、東京・大阪といった旧オールスター・チーム以外で見事優勝することができたのも、こうした要素が少なからず影響していることでしょう。
 帽子は、白銀の大地に燃える情熱・・・というイメージの、なかなかオシャレなデザインですが、どことなく昔のクラウンライター・ライオンズを思い起こさせられるのが不思議です。「A」の球団ロゴも斬新で、どちらかといえば没個性気味である現在のプロ野球チームでも、大いに参考にすべきデザインなのではないでしょうか。



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