ひかりクレスト「シクリッド」
佐倉ザリガニ研究所の独断と偏見による この餌の評価 |
評価項目
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評価値(オレンジが多いほど高評価になります)
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キーパー支持レベル
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投餌時の反応レベル
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入手の簡単さレベル
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ローテ組み込み比率
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「シクリッド専用」ということで、アフリカン・シクリッドにも多く用いられているため、ザリ・キーパーの中にも「もしかしたら青色揚げに効果があるのではないか?」という淡い期待でもって餌ローテーションに組み込むことも多いらしい。確かに、同じ青色ということで、そんな気にもさせられそうだが、残念ながらアフリカン・シクリッドとザリガニとでは「青の揚がる理由」が根本的に異なるので、この餌を与えることによって劇的に青体色が揚がることはない。あくまでも「気分的に」という以上の期待は禁物。
アメザリ〜レッドクロウ程度の種であれば、独り歩き開始後、3カ月から半年程度の未成熟個体にちょうどよいサイズの餌で、その「小さからず、大きからず」の粒設定が重宝する。栄養価も高い方なので、育成用としてローテーションに組み込むには、打ってつけであろう。小型種であれば、成体でも使用できる。
同シリーズ「グッピー」ほどではないが、やはり「沈みにくい」という点は少々気になるところだ。ある程度時間を掛ければ大半の粒は沈んでくれるが、気になるようであれば、投入前にあらかじめ水を含ませておくなどの工夫も必要となろう。餌自体に起因する問題ではないと思うのだが、個体によっては、どういう与え方をしても全く受け付けないケースがあり、全般的に見ても「飽き」が早めに出やすい餌であるので、ローテーションへは、そうした点を考慮して組み込んだ方がよいであろう。
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