テトラ「プランクトン・フード」
佐倉ザリガニ研究所の独断と偏見による この餌の評価 |
評価項目
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評価値(オレンジが多いほど高評価になります)
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キーパー支持レベル
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投餌時の反応レベル
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入手の簡単さレベル
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ローテ組み込み比率
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日本淡水開発の「CF Star」初期飼料バージョンが出るまでは、孵化直後から1センチ程度に育つまでの期間に与える「初期飼料」の定番だった餌。もともと稚魚用に開発された商品だが、同様の他社製品の中では最も沈降性が高いこともあって、「CF Star」初期飼料バージョンと組み合わせる形で、この餌を支持するキーパーは多い。
稚ザリ、しかも体長でいえば2センチ程度までの「超初期飼料」であるため、当然ながらそれ以上の大きさの個体には不向き。また、実際に使用する期間が短く、数パターンの餌がシャッフルされて製品化されているため、「CF Star」初期飼料バージョンを入手できないとすれば、ローテーションを組むケースは少ない。こうした場合、まず最初をこの餌で乗り切り、しばらくしてから「らんちゅうベビーゴールド」などへ切り替えて行く方法が一般的だ。
とにもかくにも使う期間が短く、それでいて1個の容量が多い点が致命傷。品質維持の観点からも、翌年に持ち越して使うのは問題もあるので、結局どのキーパーも餌を余らせてしまう。「試供品としてもらったサイズが一番よかった」とは、あるベテランキーパーの弁。また、このサイズの餌の「宿命」として、吸い込みによる濾過槽の汚れは覚悟しなければならず、稚ザリ成育後の濾過槽清掃は必須。水質に敏感な種の場合、使えないこともある。
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