ひかりクレスト「グッピー」




佐倉ザリガニ研究所の独断と偏見による  この餌の評価
評価項目
評価値(オレンジが多いほど高評価になります)
キーパー支持レベル
    
投餌時の反応レベル
    
入手の簡単さレベル
    
ローテ組み込み比率
    






  一連の「小型魚用専用飼料」同様、孵化して独り歩きを開始してから約半年程度までの間の、いわゆる「初期飼料」ローテーション用として用いられることが多い。どの製品を選ぶかという点ではキーパー個々の判断が分かれるところだが、この餌の場合「沈むまでに時間がかかりすぎ」だとして使わないキーパーと「反応がよい」として積極的に使うキーパーという形で、比較的ハッキリと評価が分かれているのが興味深い。







  餌の粒の大きさから考えれば、傾向的には稚ザリもしくは小型種へと用途は絞られよう。孵化して1〜2カ月間は「CF Star」初期専用飼料と、3〜6カ月間は「らんちゅうベビーゴールド」などと組み合わせて与える方法が最も一般的。沈みづらい傾向があるため、気になる場合は、御猪口などを用い、あらかじめ水に浸してから投入するなどの工夫をしてやるとよいだろう。







  とにかく「沈みにくい」という点が問題で、上層まで行けないザリ水槽の場合、下手をすれば水面に浮いたまま、壁面にこびりついてしまうこともあるようだ。これは、餌自体に問題があるというよりも、むしろ「水面近くまで浮かんできて摂餌する魚用」として開発した餌を「底モノ」用として転用している・・・という無理が引き起こしていると考えるべきであろう。なお、他の初期系飼料同様、バラケに伴う底床部の汚しは小さくない。この餌自体、頻繁に脱皮する時期の個体が対象になるため、換水時などの底床清掃は、できるだけ欠かさず行うようにしたいところだ。




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