JCC・平成14年度大忘年会

〜前 編〜


JCC結成10周年の今年度も、昨年同様、実に多くのことがありました。よかったことは来年につなげて、悪かったことはパーッと忘れちゃおう・・・と、クリスマスの装いが街中を飾る12月15日(日)、吉例の「大忘年会」が東京の新宿で開催されました。例年通り、思わぬハプニングや「出会い」(?)も続出したこの日の様子を、ちょっとだけ御紹介しましょう。


  

今回、開催地が新宿ということで、何人かのメンバーは、集合時間の2時間前に集まり、幡ヶ谷のショップ「アクアペットジョイ」さんにお邪魔することにしました。お店に入ると、真っ正面にマロンの巨大水槽がお出迎え! メンバーは大喜びです。そして、奥の一角に設けられた「ザリガニ・コーナー」へ・・・。さすが、関東地区だけでなく、全国のザリ・キーパーから圧倒的に支持されているショップだけあって、品揃えや管理も国内屈指! メンバーたちの真剣な視線が水槽に注がれ、その一方では、小田島店長を囲んでの「熱いザリ・トーク」が始まっています。ここのショップの強みは、小田島店長のみならず、店員さんお一人お一人が、生き物に対して、非常に勉強熱心である・・・ということでしょう。ただ単に「売れればいい、買ってもらえればいい」という姿勢であれば、キーパーの支持など得られるはずがありませんものね! JCCメンバーであるかどうかは関係なく、キーパーにとって、こういう素晴らしいショップの存在は心強いものです。



ジョイ店長の小田島さん(左)と、何もしないヘッポコ代表2名に代わって一生懸命JCCを支えるJCC東日本の小川さん(右)。店長、なかなかダンディーだなぁ・・・。もし、このショップに行ったら、わからないことはぜひ、店長に聞いてみましょう。オススメの種から、各々の詳しい飼育方法まで、本当に真剣に、そしてとてもわかりやすく説明してくれるはずです。ちなみに、我らが小川さんは、ザリガニよりもフクロウやチョウゲンボウに「熱い視線」を注いでおりました。オ〜イ! 浮気はいかんぞぉ!



  

そんなことをしているうちに、奥から店長を呼ぶ声が・・・。おぉっと! これから忘年会だというのに、じえいさんがノーブルをゲットだぁ! 
「いやぁ、ノーブルは、ザリを始めた時から、ずっと憧れだったんですよぉ! 水槽の中のチビを見た瞬間、離れられなくなっちゃって・・・」(じえいさん談)
・・・てなわけで、まだまだ小さいノーブルのベビー2匹が、小田島店長の手で、丁寧にパッキングされていきました。
「これから少し時間掛かりますよね? 少し厚めにくるみますから・・・」
こういうところまで気をつかって下さるなんて、ホントありがたい・・・です。



かくして、集合場所へと向かうためにショップを出たじえいさんの左手には、しっかりとビニール袋が・・・(苦笑)。をいをい! このまま家に帰るんじゃなくて、これから俺たち、飲みに行くんだぞぉ・・・。



そして、夕方の新宿駅南口・・・。人、人、人で溢れかえる中、続々とメンバーが集まってきます。最遠はザリガニっち佐藤さん(新潟から・・・凄い!)。先日会ったばかりの人も、何年ぶりに会う人も、そして、初めて会う人も、アッという間に打ち解けて行きます。そして、いよいよ居酒屋さんへ・・・。



  

簡単な自己紹介の後、乾杯をゴングにザリ・トークがスタート! 小川さんやじえいさんはもちろんのこと、「アクアライフ」誌12月号の誌面を飾った「時の人」である蛇嬢御夫妻、監視役である御令妹とともに栃木から駆けつけたT沼総帥、TBCの矢尾井大兄に、大型個体にあくなき追求を続けるデカザリ師匠と、多彩なメンバーを始め、JCCメンバーだけでなく、多くのゲストメンバーも加えて、美味しい酒肴とほっかほかに温かいチゲ鍋とを囲みつつ、宴は続きます。ベテラン・キーパーを捕まえて質問攻めにするメンバー、廊下のビール用冷蔵庫を見つけて「これなら、ニチザリとか冷水系ザリに使えるぜぇ・・・」と冗談混じりに盛り上がるメンバー、そして、ただただ飲んでるだけのメンバー(・・・って、砂川だけでしょ、そんなの)。



  

アッという間の2時間が過ぎ、居酒屋を出たメンバーたち・・・。次のイベントを楽しみに、お開きとなります。でも、あれれ? 多くのメンバーたちが、同じ方向へ消えて行くぞ? そう、この後、さらに二次会で、これまた熱いトーク(一部、全然ザリと関係ないネタも含む)・バトルとなったのありました。



かくして、ザリの歴史は平成15年へとバトンタッチして行くのでありました。そして2次会では、早くも次のイベント案が出てきておりました。果たして、来年はどんな企画が立ち上がってくるのか・・・? 暖かく、そして心強い仲間と一緒に、ザリ・ライフはまだまだ続くことでしょう。


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